はじめに
わたしは、会社員として働きながら武道家としても活動している、一見ごく普通の男です。しかし、つい先日、インスタグラムで出会ったアメリカ軍人からの投資話に惑わされ、休暇願いまで出したところ、詐欺の罠であることに気づきました。
このブログ記事では、わたしの体験を詳細に記すことで、同じような被害者が少しでも減ることを願っています。
※このページに使用された画像は、実際にJennが送ってきた物です。
インスタグラムで出会ったアメリカ軍人「Jenn」
ある日、わたしのインスタグラムに、美しい笑顔のアメリカ軍人女性からメッセージが届きました。彼女の名前はJenn。プロフィール写真には、砂漠を背景に凛々しく佇む姿が写っていました。
Jennは、現在イエメンで任務に就いていると言います。朝晩パトロールが必要で、いつ襲われるかわからない危険な状況だと訴えていました。
昼間は仲間とトレーニングに励んでいるというJennは、イエメンの厳しい状況から抜け出し、日本でカフェ経営をしたいという夢を語りました。
休暇願いとApple Gift Cardの要求
そんなJennから、ある日衝撃的な提案が持ちかけられました。
「日本にカフェを出店する下見のために、休暇を取って会いに来てほしい。」
Jennは、司令官宛に休暇願いのメールを、わたしに送信するよう指示しました。
指示通りにメールを送信すると、上司から休暇を許可する代わりに、休暇中の費用を支払うように要求されました。わたしは「支払えない」と告げました。
Jennに事情を説明すると、「心配しないで!何とか日本に行けるように頑張るから!」と力強く励ましてくれました。
※Jennに指示されて、実際に司令官スコットミラー宛にメール送信した文章の、やり取りがこれです。
司令官スコットミラーのメールアドレスが、軍とはどう観ても無関係のメールアドレスだったので、勘付きました。@headcommand.onlineなんてドメイン、明らかに軍ではない。日本人のわたしでもわかります。
しかし、その数日後、Jennから新たな要求が。
「軍支給のスマホで連絡を取っているのがバレてしまった。スマホを返却しなければならないので、あなたとの連絡が取れなくなってしまう。その前に、Apple Gift Cardを3,000円分購入して番号を教えてほしい。」
詐欺の罠に気づく
Jennの要求は、明らかに不自然でした。軍支給のスマホでわたしと連絡を取ることは問題ないはずですし、3,000円という少額のギフトカードで問題解決できるはずもありません。
そこで、わたしは過去の詐欺被害に関する情報収集を始めました。すると、Jennの言動や要求が、典型的なロマンス詐欺の手口と一致していることに気づきました。
断固たる拒否と連絡遮断
確信を持ったわたしは、Jennに「残念です、さようなら」と告げ、すべての連絡を遮断しました。その後、Jennから何度もメッセージが届きましたが、一切無視を決め込みました。
教訓と今後の行動
今回の経験を通して、私は以下の教訓を得ました。
- SNSで知り合った相手には、安易にお金や個人情報を渡さない。
- 投資話には十分な注意を払い、必要であれば専門家に相談する。
- 少しでも怪しいと感じたら、すぐに連絡を遮断する。
- 片言で不自然な日本語の文章。
- それを正当化するために外国人かハーフ、それか日本で産まれたが赤ん坊の時に海外へ来たと嘘をつく。
そして、今後は以下の行動を徹底していきます。
- SNSでの情報発信には細心の注意を払う。
- 個人情報の取り扱いには厳重な注意を払う。
- 詐欺被害に関する情報収集を継続し、周囲にも注意喚起を行う。
読者へのメッセージ
このブログ記事が、一人でも多くの方の詐欺被害を防ぐきっかけになれば幸いです。
SNSで出会った相手には、常に疑いの目を持ち、冷静な判断を忘れないようにしましょう。
また、少しでも怪しいと感じたら、周囲の人に相談したり、専門家に助けを求めたりすることをためらわないでください。
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